2018年08月、 山の天気はころころ変わります。激しい雨の中たどり着いた霧島町蒸留所は焼酎『明るい農村』で有名な蔵です。周辺のおすすめスポットも紹介しますので最後まで読んでくださいね!

1)よき焼酎はよき土から生まれ
早速、蔵を案内していただきました。
まずは、自家農園から。

蔵の裏には田畑が広がります。必要な材料は少しでも直接生産するために『農業法人・明るい農村』を立ち上げ蔵の皆さんで広大な土地を管理、生産されているそうです。小さな蔵ではありますが非常に努力されています。霧島連山から続く大きな川も流れており豊かな自然を感じます。
2)丁寧な手作りを支える2種類の地下水

今では作り手がいなくなり、買うことができなくなった貴重な日本製の和がめ。今あるものを修理し使い続けなければなりません。地面に埋まっているので地震などで壊れる可能性もあるので怖いと。もう新しいものは手に入らないのです。


焼酎の原料のサツマイモ。ちょっと試食させていただきました。日本酒の酒米は食用米とは違う品種ですが、焼酎のサツマイモは食用としても食べられるそうです。

蔵の敷地内で自噴する地下水を使って仕込んでいます。地層の深さによって違う2種類の地下水が通っており、仕込みの段階で使い分けているそうです。また水博士が調べたところ美人成分が多い水なんだとか。焼酎を飲んで美人になれるとは飲兵衛には最適!

3)よき土は明るい農村にあり
霧島町蒸留所という名前なので町営または第三セクターなのですかとお伺いしたところ、「霧島市」への市町村合併でなくなってしまったこの地名を残したいと、霧島町蒸留所という社名に変更したとのことでした。また、市が町おこし産業として始めたブルーベリー栽培が一粒収穫などの手間のため採算が取れなくなったところを蔵が引き取り、栽培を続け自社製品開発にしているのだそうです。
まさしく明るい農村を作るため、地域のために非常に努力されているなぁと感銘を受けました。
『よき焼酎は、よき土から生まれ、よき土は、明るい農村にあり』

<おすすめ周辺スポット>
近くには霧島神社(車で7分)、霧島温泉(車で15分)がありますよ。

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