2018年8月、よく晴れた暑い日に「いいちこ日田蒸留所」に見学に行きました。周辺のおすすめスポットも紹介しますので最後まで読んでくださいね!
1)お洒落で不思議なデザインの窓

まず訪れてすぐに目に入るのが建物にある変わった形の窓。この敷地は以前「ニッカウヰスキー日田工場」として建設され、ウイスキーの原料でもある大麦の形をデザインして作られたそうです。三和酒類株式会社が敷地を受け継ぎ「いいちこ日田蒸留所」としたとき麦焼酎も大麦を原料とすることからそのまま利用したとのことでした。
2)最後はやはり人の経験や感覚

工場を案内していただきます。見学ルートが完備されていました。






ちょうど蔵人さんがお仕事されているところも見ることができました。機械での自動生産だけではできない細かなチェックや調整はやはり人の経験や感覚が生きるとのことです。

首の長い蒸留器が並ぶ姿は圧巻。焼酎はこの首の長さによってアルコール度数や香りにも差が出るのでいろいろな蔵をめぐると個性が出ていて興味深いです。
3)珍しい樽づくりの展示
樽貯蔵についてのコーナーでは樽の作り方についてもわかりやすく展示してありました。ほかの蔵では海外からシェリーやブランデー中古樽を輸入し使用していることが多いので樽の作り方まで展示してあるところは初めてでした。





焼酎はしぼりたての新酒でも飲める世界でも珍しい蒸留酒です。しかし樽で丁寧に寝かせた焼酎もまたそれぞれの個性が出て楽しみです。
4)試飲コーナーで蔵限定品を探す
蔵見学のお楽しみ、試飲コーナーもありました。蔵限定販売やノンアルコール飲料もありました。やはり説明やこだわりを聞いてから飲むといつも飲んでいる酒もなんだか印象が異なります。


<おすすめ周辺スポット>
「いいちこ日田蒸留所」から車で15分の所に小鹿田焼(おんたやき)の窯元があるので立ち寄ってマイ焼酎カップを買うのがおすすめ。小鹿田焼は一子相伝が開窯以来の習慣となっていて今でもひっそりとその伝統を受け継いでいます。その希少価値により物によっては百貨店などで高額で売られていますが窯元ではお手軽な値段やB級品などもありついつい大量に購入してしまいますね。

現在でも川の水流を使った水車で粘土を粉砕し手作りで作られています。たった10件の窯元で心地よい周期で水車と唐臼の音が響く自然豊かな山間の村に行くだけでも心癒されます。

ぜひ「いいちこ日田蒸留所」と「小鹿田焼の里」いってみてくださいね。本当におすすめです。
<この蔵の焼酎>詳細はClick !